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あの頃ボクは若かった・・・・。

Posted by そらまめ on 19.2012 2 comments 0 trackback
生まれた体重は3,000gを超えていた。

それでも幼稚園、小学生時代はほとんどが先頭から2番目という小柄な子供。

食も細い訳ではなかった。
給食もよくおかわりをしていたし、放課後は校内に植えてあるポプラの木を1本
ずつ登頂制覇していくという自分なりのノルマを課し、家に帰っては近所の公園
で暗くなるまで歳のちがう子供達とテキトーに遊んでいた。

それでも身長は期待通りには伸びずに、高学年になる頃にはコンプレックスに
なっていった・・・・。

部活に入ればコーチから『チビ』という単語が飛び交い、親戚には学年を覚えて
もらえず、同じ年の従妹と比べられ、友人の弟にはバカにされ(この時は流石に
怒って友人の目の前でこの弟を説教して泣かせてしまった)私のストレスは徐々
にたまりつつあった。

親は私を『短気』という言葉でいさめた。

そうだろうか?
今思うと、自分ではどうしようもできないコンプレックスを小馬鹿にされ続ける
悔しさを嘆くのではなく、体現していただけのような気がする。

体の小さい子は損をする。



ある夏の日、部活の友人達と町内のプールに出かけた。
大小の二つあるプールのうち、授業で合格をもらえた生徒だけが大プールで泳ぐ
ことが出来る。私はもちろん合格組。
一番深いところでは足は届かなかったが、そんなのはへっちゃらだった。
自由に潜水したり、得意げに背泳ぎをしたり犬かきをしたりクロールもどき(笑)
をしたり、体が冷えてプールサイドで休んでいる友人達そっちのけで水と遊ぶ。

ようやくに体力の限界を感じてプールサイドに向かい、手をかけようとした瞬間
友人の手が私の頭を押さえた。
息継ぎも出来ないような状態でバタバタともがく私。
何が起こったのか解らずにパニック。
でも足は届かない。
押さえている子は笑っている。


・・・静かに口元だけが笑っていたのだ。


体の大きな子は、小さな子を玩具のように扱う傾向があるのは解っていた。
彼女は学年で一番大きな女の子。部活では不動のエース。
以前から『遊び』の範疇でからかわれたりもしていて、周囲の子たちもそれを
見て笑っていたから、彼女はそれが『面白い』事だと思っていたのだ。

どうしようもなく苦しくなって水もいっぱい飲んだ。
彼女はいよいよ両手で私の頭を、手を払い続けた。誰も近くにはいない。
消毒臭い水を飲みながらも必死に潜水し、彼女のいる場所から離れたところで
ようやく上がれた。

これが怒らずしてどうしようか?

相変わらずふざけた笑みを浮かべている彼女にツカツカと近づき『ふざけないで』
大きな声で怒って見せた。
悔しくて、悲しくて、みじめでどうしようもなかった。
他の友達は何が起こったのか解らずに、そして彼女も黙っていた。

それ以降そんな類のからかいはなくなったが、私はあの時本当に怖かった。


彼女の笑っている顔が怖かった。






中学、高校と私の身長は順調に伸び続け・・・157cm。
まぁ希望通りではないが、人並みには伸びたかもしれない。
『チビ』というコンプレックスは消えたが今でもトラウマなのは確かである。(汗)

関西に住んでいる6年生の甥っ子は少し未熟児で生まれ、遺伝的に特別大きくなる
要素もなくやはり体も小柄だ。(爺ちゃん曰く『俺に似て遅いだけだ』)
そして悲しいことに体の大きな子にからかわれて泣いて帰ってきたことがあった。
何をされたかは親(姉)には言わない。
男の子だから。(きっと悔しいからだ!)
その場に一緒にいた子が教えてくれ、姉は怒り心頭で学校に連絡した。
他にも下級生で被害にあった子が何人かいたからだ。

その日のうちに母親とその子が謝罪に来たそうだが、話を聞いた私は怒りが収まら
ない。電話口で大きな声で『卑怯者ーっ!!』と母に叫んでしまった。
何日も何日も胸の中のモヤモヤがぬぐえなかった。
夜眠る時も思い出しては悔しくて涙が出そうになった。(今でも悔しい)

体の大きな子が小さな子を、体を押さえつけて自由を奪ってイタズラし笑いものに
するなんて許されることかっ?!




今、世間ではいじめの問題が大きくなっている。
同じ年頃の人間に笑いものにされ、からかわれ、時には体の自由を奪われ、叩かれ
殴られ脅迫され・・・・・そんな事をされて誰が我慢できようかっ?!
遊びの延長?いじめではないっ?仲間内のちょっとしたケンカだった??

ヒトはある程度の体の痛みなら我慢できる。
我慢できないのはヒトとしての尊厳がおろそかにされ続けた時だ。





色んなニュースが絡み合って、私は久々に怒っております。
悪ふざけが通じるのは小学生までだよ。
その時にキチンと親が子供のしでかしたことを認めて道を修正させてあげないと
後戻りのできない犯罪者と悲しい被害者を作り上げるんだよ。

Comment

そらさん。こんばんは♪

読んでいて、体が震えてくるほど怒りを感じました。
そんな、そんなことする子!許せない!!!!!
子供は天使とか、綺麗ごとを言う人間がいるけれど、
そんな生易しいもんじゃない。私は20年くらい塾にいたので、
子どもも大人と同じように卑劣さとか狡猾さを持っているということを
目の当たりに見てきました。なぜかでも、塾というのは学校とは
別世界で、比較的いじめとかは少ないんですね。それでも、
大勢で気弱な子をからかったりするの目撃した。
私は体をふるわせて怒っていました。きっと頭から湯気出して
怒ってたと思います。
子供は大人の真似をするんです。大人社会の縮図なんですよね。

許せないですね。なんという卑劣!
それを、仲間内のふざけ合い、などとしか受け取らない、大人の怠慢。
要するに面倒くさいんですね。
いじめられている子どもの気持ちに、誰も想いを致さない。

ああ・・・・なにか、この国の根幹が腐っていっているような…

本当に腹が立ちます。

2012.07.19 22:42 | URL | 彼岸花さん #bKDOO.Zg[edit]
子供は時に残酷です。
それが人間が生まれ持ったものなのかは解りませんが、だからこそ心の教育が
必要なのだと思います。
教育とは言っても学校で学ぶ道徳だけでなく、身近な大人達を見て肌で感じる、
会話を聞いて考える、そういった密な教育です。
大人達は常に子供達に見られている・・・それを自覚するべきです。
聖人君子になれとは思いません。
間違うことも不条理なことも全て人間であり、それが社会ですから。

今時の学校では先生が生徒に気を使う厳しい時代だと思います。
手をあげたら体罰、それを知っていてワザと挑発する小学生。
廊下に引っ張り出した生徒がケガをしてしまったら、授業中になぜその生徒が
先生に廊下に出されることになったかではなく、その先生が学校側から受けた
処罰だけがニュースに流れる。
何かがおかしいです。

どうしたらいいんでしょうね・・・・。
本当に心配です。


2012.07.20 23:20 | URL | 管理人です #-[edit]

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